倉敷意匠さんがいくつもの工場をあたり、苦労の末作り上げた楕円型のほうろうお弁当箱です。
ステンレスやアルミの楕円型弁当箱はさほど珍しいものではありませんが、ほうろうで楕円型弁当箱を作るのはとても難しいことでした。
ホウロウ用鋼板のプレス加工を小ロットで請け負ってくれる工場が今や日本にほとんどないということ、何よりも、それ以前にホウロウ用鋼板のプレス型を作ってくれる工場がまったく見つからないことなど。半年間、日本全国、ほんとうにいくつもの工場をあたって、ようやく完成させました。
やや灰色がかった明るい桜色の「灰桜」は、やわらかく優しい風合いです。
好きな色ばかりでつくったという、絶妙な色合いにもこだわりを感じます。
お弁当箱S(左)、お弁当箱M(右)
ほうろうは匂いがつきにくいうえに、角のない楕円型は洗いやすく、仕切りやゴムパッキンもないシンプルなつくりなので汚れが溜まる心配もありませんよ。
家族でお色違い、サイズ違いで合わせてのご使用も素敵ですね。
お気に入りのお色を見つけて、毎日のランチや洗い物も、楽しく快適にしてみてみませんか♪
素材 | 鋼板琺瑯仕上 |
サイズ | 横約17.6cm × 縦約10.7cm × 高さ約5.7cm |
容量 | 約630ml |
企画 | 倉敷意匠計画室 |
製造 | 三重県 |
*ご注意事項
・端部が黒くなっているのは琺瑯の下引きですが、端面は琺瑯下引きも拭き取ってあり、素地がむき出しになっています。構造上の仕様で不良ではありませんので安心してご使用ください。
・製造時の焼成窯の中では伏せて並べられますので、端部に小さな傷跡が残る場合がございます。
・縁部分および表面の釉薬に色ムラや、下釉薬の黒いスジや点がみられます。
<倉敷意匠について>
今も手仕事の伝統が残る、岡山県倉敷市を拠点に活動する雑貨メーカー。
代表の田邉真輔氏がシルクプリントを手がける会社を立ち上げたことから始まり、現在では全国の職人さんや作家さんたちと共に身の周りの様々な品の制作をしています。
日用品として日々使われることでより美しく育っていくような、誰かにとってかけがえのないモノを送りだしているブランドです。
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